らっきょうの中に、「花らっきょう」といわれているものがあります。

花らっきょうの意味は、最初は、らっきょうの両端を切り落とした「両端切りらっきょう」として出荷していました。

そうしたら、三国の方言で「端」のことを「ハナ」と言うことから「花」、ということでいつの間にか「両端切りらっきょう」から「花らっきょう」に変わってしまい、以後人々に「花らっきょう」と呼ばれるようになってしまった、というわけです。

「花らっきょう」は現在、三里浜特産農協で作るらっきょうの甘酢漬けの商品名で、三国を代表する特産品のひとつです。

その坂井市三国町の三里浜砂丘で栽培されるらっきょうは、足かけ3年で栽培することから、地元では「三年子（さんねんご）」と呼ばれます。

小粒で繊維質が多く、らっきょうのシャキッとした歯ごたえが特徴です。


らっきょう

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